Не ждали2012/08/26

レーピン展に行ってきました。
大エルミタージュ美術館展と違ってこちらはチェブとコラボしていませんが、原作チェブラーシカと関係ある作品「Не ждали(思いがけなく)」がきています。

「Отпуск крокодила Гены(わにのゲーナの夏休み)」(旧作映画第3話「シャパクリャク」の原作)の中で、シャパクリャクがゲーナとチェブラーシカ宛てに手紙(宣戦布告)を送ります。その封筒にレーピンの作品「思いがけなく」の絵はがきが入っているんです。シャパクリャクは絵にいたずら書きを加えてしまっていますが…つまり、児童文学で取り上げられるほどよく知られた作品というわけです。

展覧会のチラシやポスターの表紙には画家の奥さんの肖像画が使われていますが、「Не ждали(思いがけなく)」もきていると知って、出かけました(^_^;) これが見られたのでりゅばは満足ですが、その他展示品は「習作」がやたら多いです。完成作がきていない分、スケッチやデッサンをじっくり見られる機会なのかな。

コメント

_ 音八 ― 2012/09/10 21:03

 こんばんは。私は一昨日、レーピン(Илья Ефимович Репин) 展を見てきました。Bunkamuraにはたまに行きますが、今まで行った中ではなかなか良かった部類に入ります。
 実は、モスクワのトレチャコフ美術館(Государственная Третьяковская Галерея)はずいぶん前に行ったのですが、もう記憶がなくて。たぶんレーピンの絵画も見たと思います。
 そうですか。あの絵はチェブラーシュカ(Чебурашка)の映画の中に出てくるのですね。DVDも持っているので、あらためて見てみます。この夏はサハリン(Сахалин)に行ってましたが、お土産にチェブラーシュカのマトリョーシュカ(Матрешка)を買ってきました。

_ りゅば ― 2012/09/11 20:14

音八さん、お久しぶりです(^_^)
レーピン展、人気ですね。私もトレチャコフ美術館で見た記憶があるのは「ボルガの船曳き」くらいしか(-_-;)
私の書き方が悪かったのかしら、チェブラーシカで「Не ждали(思いがけなく)」が出てくるのは原作の小説で、映画には出てきません(T_T)
休暇旅行に出かける前のエピソードです。私のもっている絵本にシャパクリャクにいたずら書きされたレーピンの絵の挿絵があります。きっと他の版にもあるんじゃないかな。機会があったらご覧になってくださいね。
サハリン旅行うらやましいです。私は今年はロシアに行けそうにありません(:_;)

_ photo ― 2013/03/25 15:10

りゅばさん、こんにちは。
 東京での開催から遅れること7ヶ月、関西にやってきた「レーピン展」を姫路市立美術館へ見に行ってきました。トレチャコフ美術館は一昨年秋に訪ねましたが、来日展の方がレーピンに絞って節目ごとにまとめて詳しい解説と共に展示されているので新しい感銘を受けました。
 それから、ロシアではどの美術館でも撮影券を買うと、写真撮影が自由にできますが、日本ではどことも禁止です。この違いは何なんでしょう?(国立西洋美術館の常設展だけは撮影可能になっていました-今年2月の経験)

_ りゅば ― 2013/03/26 23:07

photoさん、こんにちは。
レーピンはいま姫路でしたか!すっかり忘れていました(^_^;)
一人の画家に絞った展覧会もいいですよね。

写真撮影禁止はともかく、最近の東京の美術館はソ連並みにあちこち配備されたДежурныеの監視が気になって落ち着かないことがあります。悪いことしてないんですけどね(-_-)

_ photo ― 2013/03/27 01:37

確かにДежурныеのような人が多数配置されていますね。西洋美術館で堂々と写真を撮ったら注意されました。絵の中に少数ですが撮影禁止の絵画があって、それにレンズを向けていました。よく見ているなあと感心しました。Дежурнаяのような人たちはどういう身分なのでしょう。学芸員ではなさそうですし・・・

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